秘密計算サービス
「析秘(セキヒ)」とは
析秘(アルファベット表記:SeCIHI - Secure Computation and Information Handling Interface)はNTTコミュニケーションズが提供する秘密計算のクラウドサービスです。機密性の高い情報を秘匿化したままの状態で安全にデータを分析することができ、企業の情報漏洩対策をはじめ、組織を跨いだデータの連携や横断分析などが可能になります。
秘密計算とは
秘密計算とは、秘密化※された情報を復元せずに演算処理が可能になる技術のことを指します。秘密計算技術を用いることで、事業者における安全なデータ活用が実現できます。
※ある情報を無意味な複数の断片データにして分散保持(秘密分散)すること
秘密計算技術による、
競争力強化の時代
データ活用におけるさまざまな国内外の動向を踏まえると、秘密計算技術を用いて競争力を強化することが求められる時代が訪れています。
01
プライバシー保護規制の厳格化
DXを推進する上での障壁となりやすいプライバシー保護規制は、日本を含む世界各国で厳格化が進んでいます。
02
データの民主化
利益を独占する一部の営利主義企業に対抗するべく、個々の権利を主体としたデータ活用の考え方が世界的に広がっています。
03
秘密計算技術の進歩
最先端のプライバシー保護技術に関する研究開発が進み、安全なデータ活用を後押ししています。
析秘で実現できること
強固なセキュリティで
機密情報を守る
NTTグループの高度な秘密計算技術に加え、安全に運用し続ける通信インフラレベルのオペレーション技術も保有し、大切な機密データを安心して預けることができる
データの連携で
組織の壁を越える
データの中身を見ないまま分析できるため、組織の外に開示することが難しかった機微なデータを持ち寄り、企業や業界の枠を越えた新しいデータ活用の可能性が広がる
より多くの人が
安全にデータを活かす
機微なデータにアクセスできなかった人が安全にデータ分析ができ、これまで実現できなかった分析ができるようになるため、新しいデータ分析の可能性が拓かれる
析秘のユースケース
析秘はさまざまな業界でご活用いただける可能性を秘めた技術です。業界別の活用イメージについては「ユースケース」ページ、もしくは特設サイトをご覧ください。