お客さまがご利用されたインターネット通信において、C&Cサーバー※1など不正なアクセス先への通信をネットワーク側で自動的にブロックするサービスです。
マルウェア※2感染などによる、インターネットバンキングの不正送金や個人情報流出などの被害を防止。お客さまがより安全・安心にインターネットをご利用いただけます。
また、ビジネスポータルにてご契約回線における不正通信ブロック状況をご確認いただけます。
※1C&Cサーバー(Command and Control server):悪意のある第三者が管理し、感染端末などに遠隔指令を出すサーバー
※2マルウェア:悪意のあるソフトウェア(ウイルスなど)の総称で、コンピュータに感染し情報搾取や遠隔操作を自動的に実行するプログラム
サービス未利用時 | マルウェアに感染した機器は、無断で自動的に外部のC&Cサーバーとの通信を行うことがあります。 |
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サービス利用時 | 「マルウェア不正通信ブロックサービス」は、マルウェアが外部のC&Cサーバーとの通信を行おうとすると、未然にブロックします。 |
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サービス適用回線
NTTコミュニケーションズの参照用DNSサーバーをご利用されているお客さまに自動適用されます。
主な対象サービスは以下となります。
- OCN光「フレッツ」
- OCN光サービス(F)
- OCN ADSLアクセス
- OCN ADSLサービス(F)
- OCN モバイル ONE for Business
- OCNモバイル スタンダードd
- OCNバーチャルコネクトサービス
- DNSサービス
- Arcstar Universal One セキュアインターネット接続機能(vUTM)
- Arcstar Universal One インターネット接続機能
料金
無料
注意事項
- 本サービスは対象サービスに対して自動的に適用されるため、お客さまによるお申し込みや端末(PCなど)の設定は不要です。
- 対象サービスをご利用であっても、NTTコミュニケーションズの参照用DNSをご利用にならない場合は本サービス適用の対象外となります。
- お客さまがより安心安全にインターネットをお使いいただけるよう、本サービスのご利用をおすすめしますが、本サービスのご利用を希望されない方は、お客さまの端末(PCなど)の設定変更により非適用とすることが可能です。詳しくは「サービスの適用を希望されない場合の設定」をご確認ください。
- 本サービスは、PCなどの端末がマルウェアに感染することを防止するサービスではありません。
- すべてのC&Cサーバーとの通信をブロックできるとは限りません。
- 当社は、本サービスの適用によって、お客さまのインターネット通信の利用に何らかの不利益が生じた場合も、責任は負いません。
- 当社は、本サービスの適用によって、当社が行う検知および通信のブロックの完全性を保証するものではなく、この検知に伴い発生する損害については責任を負いません。
お知らせ
- ・2016年11月18日
- 「NTTコミュニケーションズ株式会社」名を騙り、マルウェア感染に対するアンチウイルスソフトのダウンロードを促す不審なメールにご注意ください
- ・2016年11月2日
- マルウェア感染を狙った悪意のあるなりすましメールにご注意ください
- ・2016年2月1日
- 「マルウェア不正通信ブロックサービス」の提供開始について
マルウェア不正通信ブロックサービスの適用を希望さ
れない場合の設定
お客さまにて、ご利用されるPCなど端末の参照用DNSサーバーのIPアドレス情報を以下のとおり、設定変更してください。
ご利用されるエリア(東日本/西日本)およびプロトコル(IPv4/IPv6)により設定いただくIPアドレスが異なりますのでご注意ください。
■東日本エリアでご利用のお客さま
DNSサーバー種別 | IPv4 | IPv6 |
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優先DNSサーバー | 122.28.103.6 | 2001:380:0:4::8 |
代替DNSサーバー | 125.170.93.174 | 2001:380:0:104::8 |
■西日本エリアでご利用のお客さま
DNSサーバー種別 | IPv4 | IPv6 |
---|---|---|
優先DNSサーバー | 125.170.93.174 | 2001:380:0:104::8 |
代替DNSサーバー | 122.28.103.6 | 2001:380:0:4::8 |
設定イメージ
IPv4アドレスで東日本エリアでご利用の場合
注意事項
- マルウェア不正通信ブロックサービスの適用/非適用の設定変更は何度でも可能です。また、設定変更に関して料金は発生しません。
- 設定変更後の内容を有効にするためには、通信をセッションを一度切断し、再度セッションを確立してください。
- OCNのレンタル機器(OCNビジネスパックVPN、OCNセキュリティゲートウェイなど)をご利用中のお客さまで、DHCPにおけるDNSサーバーの設定変更をご希望の場合は、別途設定変更(有料)の申し込みが必要です。
マルウェアへの感染による不正な通信のブロック状況はビジネスポータルで表示します。
また、ブロックが行われた場合、メールでブロック状況を通知します。
ビジネスポータルとは
ご契約内容やご利用状況をWebサイトよりご確認いただけます。
また、Webからのお問い合わせによる迅速な問題解決が可能です。
詳細は、NTTコミュニケーションズ ビジネスポータル をご確認ください。
ビジネスポータルでご確認いただけること
- 不正通信ブロック情報がある場合は、回線ごとの件数を表示します。
- DOWNLOADボタンをクリックすることで、詳細情報のダウンロードが可能です。
- 当月含め過去3カ月分の情報が確認できます。
注意事項
- ブロック通知はビジネスポータルを契約いただいた方のみが対象となります。
- ビジネスポータルのお申し込みについては別途申込書の提出が必要です。
- ビジネスポータルのお申し込みについては、こちらの「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
- ブロック通知についての詳細はビジネスポータルに掲載されているご利用ガイドをご確認ください。
マルウェア不正通信ブロックサービスは、PCなどの端末がマルウェアに感染することを防止するサービスではありません。
感染防止、駆除をご希望の場合は「OCNセキュリティゲートウェイ」 「ウイルスバスタービジネスセキュリティ(月額版)」「OCN IWSaaSサービス」をご検討ください。
マルウェア不正通信ブロックサービスは、PCなどの端末がマルウェアに感染することを防止するサービスではありません。
感染防止、駆除をご希望の場合は「インターネット接続機能 セキュリティオプション(TMWSaaSタイプ/VBBSタイプ)」。高信頼なインターネット接続とセットでのご提供なら「セキュアインターネット接続機能(vUTM)」が便利です。
ご質問一覧
マルウェアについて
- A.
- マルウェアとは、さまざまな手法を用いて利用者のコンピュータに感染し、スパムの配信やネットバンキング情報窃取などの遠隔操作を自動的に実行する悪意あるソフトウェア(コード)の総称です。
- A.
- コンピュータウイルスと同じ意味でも使われますが、厳密にはさらに広義な用語として使われています。
ウイルスのほか、ワーム、スパイウェア、アドウェア、ボット、キーロガー(キーストロークロガー)、トロイの木馬、論理爆弾などさまざまな種類のマルウェアが存在しています。
- A.
- OSやブラウザなどに脆弱性があり、ある特定のサイト(アダルトサイトなど)の閲覧などにより、マルウェアに感染します。
マルウェアに感染しやすい環境として、OSの最新verへのupdateを実施していないことやウイルス対策ソフトを導入していないことなどが考えられます。
- A.
- マルウェアに感染すると、データが削除されたりコンピュータが動かなくなるなどの被害や、知らない間にさまざまな個人情報が盗まれたり、ボットネットと呼ばれるマルウェアに感染したコンピュータで構成されるネットワークに自動的に接続され悪意の第三者の指令により犯罪行為に利用される恐れもあります。
- A.
- Windows以外のOSに感染するマルウェアの事例も報告されております。
Windows以外のOSでも対策の基本はWindowsと変わりはなく、OSの更新やウイルス対策ソフトの導入などにより防御することをお勧めします。
利用方法について
- A.
- OCNの参照用DNSサーバーをご利用の場合は、自動的に適用されますので、お客さまによる設定は不要となります。
オプトアウトについて
- A.
- お客さまの端末で本サービス適用外のサーバーに設定変更を行ってください。
詳細については、下記をご覧ください。
ブロック通知について
- A.
- ビジネスポータルにて通知します。
詳細については、下記をご覧ください。
感染防止・駆除について
- A.
- OCN、Arcstar Universal Oneともにビジネスに合わせた各種セキュリティサービスをご提供しています。
詳細については、下記をご覧ください。
- A.
- 感染の防止はできません。悪意あるC&Cサーバーへの通信の遮断となります。
- A.
- セキュリティ対策ソフトのパターンファイル最新化やご自身の判断でOSの再インストールなどを実施してください。
OCN、Arcstar Universal Oneともにビジネスに合わせた各種セキュリティサービスをご提供しています。
詳細については、下記をご覧ください。
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