コンセプト
MAXIVは人、モノ、コミュニティー、場所をつなぎ、移動の可能性に挑戦します。
MAXIV概要
移動に関するあらゆるデータとデバイスを繋ぎ、
誰もが活⽤できる形で提供するモビリティデータプラットフォームです。
テレマティクス端末のセンサーデータや映像データの収集、 API による外部サービス連携、
データ分析などの機能を合わせ持った モビリティデータプラットフォームです。
お客さまが抱えるさまざまな課題解決と、データ活用のご支援をします。
特 長
柔軟なサービス実装を
可能とする豊富なAPI
LINKEETH*で提供しているデータ分析や可視化など、モビリティサービスに必要なAPIを提供しています。
また、デフォルトで提供されるMAXIV APIのカスタマイズや、オリジナルAPIを実装することができます。これにより、柔軟なサービス実装が可能です。
*MAXIVを使って提供しているテレマティクスサービス
スピーディーな構築と
高い耐障害性を両立
マルチテナント方式により、スピーディーかつ低コストにシステムを構築できる一方で、お客さまごとに区別された領域も同時に確保しています。
そのため、他の領域の障害時に影響を受けることなく、堅牢なセキュリティと高い耐障害性を保持しており、安心してご利用いただけます。
パートナー連携による
スマートモビリティの実現
MAXIVは他社サービスと簡単に連携し、サービスを横断したデータ集約・活用が可能です。
これにより、お客さまのスマートモビリティサービスの効率的な実現に貢献します。
機能紹介
大量のデバイスを
簡単に接続
MAXIVは共通証明書を用いたフリートプロビジョニング方式を採用しています。
これにより、大量のデバイスを接続する際に、個々のデバイスへ個別証明書をインストールする手間を省略できます。
接続デバイスの
機種制限なし
MAXIVの接続仕様に準拠し、かつインターネット接続が可能なデバイスであれば、どの機種でもMAXIVに接続が可能です。
ファームウェア
自動更新システム
ファームウェアの配布・更新は無線通信によって行えます。
一括配信や分割配信、端末ごとに適用するファームウェアのバージョン管理も可能です。
デバイス数の増減に応じた
オートスケール機能
MAXIVでは、データの処理量に応じてオートスケールする機能を提供しています(一部の処理を除く)。
デバイスの接続数が急増しても、ハードウェアの増設設定を行う必要はありません。
リアルタイムな
イベント通知
デバイス側で検知したイベントをリアルタイムでお客さまサービスに通知することが可能です。
Webブラウザによる
管理画面の提供
MAXIVは、通信量やデバイス・ファームウェアなどの管理画面を標準でご用意しています。
活用シーン
オートリース業界
【外販向けセーフティサービスのユースケース】
運転状況を自動で分析し、事故防止と稼働削減を実現
ドライブレコーダーからリース車両の走行状態や運転履歴などのデータを収集し、安全運転支援や車両運行管理の自動化が実現可能です。
〈プラットフォームの機能を使って実現できるサービス〉
安全運転診断/車両の動態管理/危険映像などの確認
〈リース会社のメリット〉
- テレマティクスサービスの導入により、既存の車両リースサービスの競争力を強化
- 短期かつ低コストでテレマティクスサービスの提供が可能
デリバリーサービス業界
【バイク向けドライブレコーダーのユースケース】
運転技術の自動診断とドライブレコーダー映像の共有で、ドライバーの安全を確保
バイクの走行状態とドライブレコーダーの映像を分析した安全運転診断。その結果を使って運転指導を行うことによりドライバーの安全性の確保に活用いただけます。
〈プラットフォーム提供機能〉
安全運転のための運転診断機能/イベント映像の自動アップロード
〈お客さまメリット〉
- 走行データにもとづいた安全運転指導とイベント映像の閲覧機能による事故リスクの軽減とコンプライアンスの強化
- 交通状況と走行状態から最適な配送ルートを提案し、配送の効率化を実現
損害保険業界
【自動車保険サービスのユースケース】
データを活用した、事故対応プロセスの効率化
デバイスが大きな衝撃を検知した際に、自動的にオペレーターへの連絡が行われるとともに、事故の状況を即座に管理できるシステムを構築できます。デバイスとセットでご利用いただくことも可能です。
〈プラットフォームの機能を使って実現できるサービス〉
事故時の映像確認/位置情報の確認
〈損保会社のメリット〉
- お客さまがご用意した任意のデバイスを接続可能
- デバイスとセットでのご提供で、短期間でサービスの実現が可能
- サービスを止めることなくデバイスの追加が可能
地方自治体
【インフラの予防保全に関するユースケース】
通信機能搭載ドローンとAIによる、インフラの予防点検の効率化と安全性の向上
道路やトンネル、橋梁など、従来は近接目視による点検が必要なインフラに対して、セルラードローンとAI分析を活用した点検が可能となります。
これにより点検作業の効率化と安全性の向上が期待できます。
〈プラットフォームの機能を使って実現できるサービス〉
修繕個所の位置確認/状態の遠隔確認
〈お客さまメリット〉
- 点検作業の効率化
- 点検困難箇所における安全性の向上
導入事例
山形県 長井市
【AI x 映像を用いた道路状況可視化と路面点検自動化】
- 市内を運行するバスおよび公用車の車載カメラで撮影した画像をリアルタイムに可視化し、積雪などの路面状況を効率的に把握
- スマートフォン映像を用いて、AI分析による道路損傷検知を行い、早期対応につなげるといった安全性の向上に取り組んでいる
・道路損傷を原因とする事故、積雪に伴う道路交通障害の発生などの安全面に関する課題
・道路点検事業費、点検稼働などのコスト面に関する課題
を抱えておられました。
デジタル田園都市国家構想の一環として「道路障害判別システム」の実装を進めることで、路面状況の網羅的かつ迅速な判別/AIでの道路損傷検知による安全性向上・点検業務の効率化によるコスト削減に向けた取り組みを推進されています。 ※MAXIVはNTTCom可視化プラットフォームにおいて、ドライブレコーダから画像情報や位置情報を取得する機能を担っています
トピックス
お知らせ
2023年4月6日 MAXIVオフィシャルサイトを公開しました