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オーストラリアにおける国際広域イーサネットサービスの提供開始
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、国際広域イーサネットサービス「グローバルe-VLAN」の通信設備(POP)を日系通信事業者で初めてオーストラリアのシドニーに設置し、本日より提供エリア*1を拡大します。
1. サービス概要
データセンターを活用しネットワーク経由でアプリケーションを使うなど、グローバル規模でのICT最適化の進展に伴い、企業内通信量が増大し、広帯域な通信の需要が高まっています。中でもオーストラリアには、主要都市を中心に延べ280社を超える日系企業をはじめとした多国籍企業が進出・事業展開を進めています*2。特に欧米を本社とする多国籍企業がアジア地域の統括拠点を置くケースも多く、グローバルな広帯域ネットワークへのニーズが高い地域です。
これまでNTT Comはオーストラリアにおいて、レイヤー3の企業向けデータ通信サービス「ArcstarグローバルIP-VPN (MPLSタイプ)」を提供してきましたが、このたび日系通信事業者として初めてレイヤー2サービスである「グローバルe-VLAN」を提供開始することにより、オーストラリアに拠点を持つお客さまの広帯域ネットワークへのニーズに対応します。また、お客さまのご要望にあわせて二つのネットワークサービスから最適なサービスを選択でき、利便性を向上します。
2. 申込受付開始日
2010年2月16日
3. 今後の予定
今後もお客さまの利便性の向上の為、エリア拡大を含めたサービス拡充に努めてまいります。
海外12の国と地域、17都市で提供中の企業向けネットワークサービス。
*2: 出典:展JETRO 2009年9月時点