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日経BP社のIT系総合メディアである日経コンピュータとITproは共同で実施した調査です。クラウド時代をリードするとの期待を集めるベンダーを「ベストブランド」に、クラウドらしく移行もしやすいサービスを「ベストサービス」に選定し、参入相次ぐクラウドコンピューティング市場でユーザーの指針となることを目指しています。

ベストブランド賞は1万2632人を対象に実施したアンケート調査を基にクラウドベンダーとしての認知度と、技術力や信頼性などのイメージを総合評価して選ばれています。第1回クラウドランキングでは、クラウド関連で事業展開をするベンダー374社の中から11社を「ベストブランド」に選出されています。

ベストサービス賞はベンダー143社へのアンケート調査で、クラウド関連サービスの仕様を30～45項目にわたって調査した結果に基づいて選ばれています。評価は「クラウドらしさ」と「既存システムからの移行のしやすさ」、「情報公開の程度」などを重視して一定の基準で実施されています。「ベストサービス」には(1)クラウド基盤サービス(IaaS/PaaS)、(2)汎用業務系SaaS、(3)汎用情報系SaaS、(4)特定業種業務向けSaaS、(5)パブリッククラウド構築支援、(6)プライベートクラウド構築支援、(7)データセンター――の7部門で20サービスを選出されています。