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ビジネスソリューション本部 スマートワールドビジネス部 スマートインダストリー推進室 Catalyst
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NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)では、『プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで』(翔泳社)を先日出版された及川卓也さん(@takoratta)と共同で、プロダクト力の向上を目的に、プロダクトマネジメントに関するマインドセットやスキルを体系的に習得する研修を、プロダクトマネージャー(以下、PM)の成長支援施策として実施しています。
プロダクトマネジメントに関する詳細な解説は書籍に譲りますが、本記事では、NTT Comがどういった狙いでPM向けの研修を実施しているのか、研修内容と波及効果、その他の取り組みについてご紹介します。
昨今、VUCAと言われる変化が激しく不確実性の高いビジネス環境において、最初から正解(市場やユーザーのニーズ)を見つけるのは非常に困難です。そのため、プロダクトと出会い、購入し、継続して使い続ける、といった一連のユーザー体験の価値を高めていくことが重要になります。そこで、営業、マーケター、開発、運用、カスタマーサポートが1つのプロダクトチームとなって協働し、仮説検証を繰り返しながらプロダクトの成功を目指していきます。そんなプロダクトチームをけん引するのが「PM」という存在であり、多くの知識やスキル、経験が求められます。
日本でPMが認知され始めたのは、ここ5年ほどと言われています。NTT ComでもシニアPMは少なく、体系的な研修プログラムも存在していませんでした。そんな中、日本におけるプロダクトマネジメントの第一人者である及川さんの力を借り、PM向けの研修を2019年秋から開始。現在、第7期(2021年6月時点)の募集を開始し、これまで100名近くの社員が受講しました。
研修カリキュラムは2時間×全8回で、「プロダクトの4階層(Core/Why/What/How)」に沿った構成となっています。コロナ禍の現在は、NTT Comが提供するオンラインワークスペース「NeWork」などを活用しながら、フルオンラインで研修を実施しています。
この研修は、体系的な知識やスキルの習得を目的にしていますが、それ以上に、受講者自身による“プロダクトを題材にしたディスカッション”を中心に置いています。具体的には、自身のプロダクトが置かれている環境で、どのようにプロダクトマネジメント手法を活用していくのかについて議論することを重視しています。なぜなら、PMの仕事は会社や組織、プロダクトなど、環境によって大きく異なるためです。
知識やフレームワークは手段の一つにすぎません。それらを活用して、プロダクトをいかに成功に導くかを考え抜くことが、PMには求められます。そのため、基礎的な知識は動画での事前インプットとし、研修時間の多くをディスカッションに充てた、反転学習の形をとっています。また、研修の前後に及川さんとの1on1の時間を設け、自身のプロダクトにより深く切り込んだ相談をすることもできます。
裏話になりますが、私たちはこの研修自体も「プロダクト」と捉え、受講生からのフィードバックを踏まえた振り返りをすることで、カリキュラムや運営方法を進化させ続けています。
WebRTC技術「SkyWay」や「NeWork」をはじめとする新規プロダクトのPM支援活動を行う、イノベーションセンターの水嶋彬貴さん(@mizuman_)は、PM研修の卒業生です。水嶋さんは次のように語ります。
“PMについて体系的に学べる場は大変貴重です。2015年からPMを担当していましたが、当時は社内はもとより国内でも知見が足りず、数少ない書籍や人を頼って学ぶなど、試行錯誤していました。最初からこの研修を受けることができていれば、多くの間違いを減らせたと思います。
PMは環境(業界、体制、プロダクトのフェーズなど)によって、やるべきことやノウハウが全く変わります。しかし、社外の勉強会で具体的な話はしづらいため、相談することも、聞いた話を自分のプロダクトに生かすことも難しいです。社内のPMが集まることで初めて相談し、学べたことが多くありました”
IoT開発支援ツール「Node-AI」のPMを務めるイノベーションセンターの切通恵介さんにも、プロダクト伴走支援について伺いました。
“私が担当しているNode-AIを、及川さんにご支援いただいています。開発当初、プロダクト開発をどのように進めていけばいいのかが分からず、相談を持ちかけました。及川さんからは「カスタマージャーニーは考えているか」「プロダクト指標はあるか」など、プロダクトマネジメントの観点で考えるべきことを、体系的に一つずつ問いかけていただきました。中でも、プロダクト指標の考え方や重要性について指導していただいたことが、私はもちろん、プロダクトチームにとって有意義なものとなりました。
また、事業収益目標への進捗を測定するKGI(Key Goal Indicator)、ユーザーへの提供価値やプロダクトビジョン達成を意識したプロダクト指標NSM(North Star Metric)の考え方や設定方法もご指導いただきました。今ではチーム全員でNSMを共有し、あらゆる意思決定の軸にしています”
及川さんのPM研修から派生して、水嶋さんらが中心となり、PM同士の横のつながりも生まれつつあります。1つはPM研修の卒業生や社内のPMが集い、LTやグループディスカッション形式で、プロダクトマネジメントに取り組む中での悩みや事例を共有し合っています。もう1つは、プロダクトマネジメントに関わる書籍の輪読会を有志で始めました。1冊目はもちろん、及川さんの最新著書です。ご本人にも参加いただき、章ごとにポイントの解説や考察の補足、社外事例の共有などを行っていただいています。
こうした流れから、NTT Com全体でプロダクトマネジメント手法をどう活用できるのか、PM同士で学び合い、助け合える環境が少しずつでき始めていることを実感しています。今後は、ノウハウ共有の活性化や、初学者に向けた社内学習コンテンツの拡充に取り組む計画もしています。
「プロダクトマネジメントは狭義のプロダクトだけでなく、さまざまな領域で活用可能だ」と及川さんはよく言われます。
実際に、ヒューマンリソース部(以下、HR)に所属する私自身も、人材開発に関する施策を企画・実行する中で「課題は何か」「その課題は本当に解決したい課題か」「解決策はこれが最適か、MVPで検証してみよう」といった考えや行動が定着しています。チーム内でも「ミッション・ビジョン」「ペルソナ」「バリュープロポジション」「カスタマージャーニー」「NSM/KGI/KPIツリー」「PoC/MVP」といった言葉が共通言語として飛び交うようにもなってきました。HRの価値観の1つである「Deliverable」を体現する上でも、プロダクトマネジメントの方法論やマインドセットは非常に有効だと実感しています。
先日公開した「オンボーディングハンドブック」も及川さんにアドバイザーとして参画いただき、プロダクトマネジメントの手法を取り入れて作成・リリースしました。
NTTコミュニケーションズグループは、真の「DX Enabler®」としてお客さまから選ばれ続けるサービス・ソリューションを開発するべく、社外技術顧問の強力な支援のもと、日々アップデートしています。今後もSmart Worldを実現するべく、社会的課題の解決に一層取り組んでいきたいと考えています。
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西日本営業本部にて京滋エリア企業様のアカウントセールスを担当したのち、現在はヒューマンリソース部で全社の人材開発を担当しております。NTT Comが行っている、新たな人材開発における挑戦を皆さんにお届けします。
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