2022年3月8日
「docomo business ROOKIE」として、
トヨタのモータースポーツ活動をサポート
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、トヨタ自動車株式会社(以下 トヨタ)のモータースポーツ活動を推進するTOYOTA GAZOO Racingのチーム「ROOKIE Racing」とスポンサー、ならびにテクノロジーパートナー契約を更新し、「全日本スーパーフォーミュラ選手権」(以下 スーパーフォーミュラ)については、新たに「docomo business ROOKIE」として活動します。これにより、4月からスタートする2022年シーズンにおいても、レーシングフィールドでのICTを活用した実証実験を実施していきます。
1.背景
モータースポーツは、大量のデータを瞬時に分析することが勝敗を左右する一因になり得ることから、ICTと高い親和性があります。NTT Comは、2021年より「スーパーフォーミュラ」と「AUTOBACS SUPER GT」(以下 スーパーGT)において、「ROOKIE Racing」をスポンサーとしてサポートしています。加えて、「スーパー耐久シリーズ Powered by Hankook」においてはテクノロジーパートナーとして、レースコントロールルームから全車両(約60台)への安全情報提供や、「ROOKIE Racing」車両に取り付けた360度カメラにより観客が自由に視点を操作して観戦できる映像通信の実証実験を実施しました。
2022年シーズンは、新法人事業ブランド「ドコモビジネス」のもと、これらの活動を強化することで、モータースポーツの活性化や自動車産業の発展に寄与するべく新たな技術開発を行っていきます。
2.概要
(1)スポンサー
「ROOKIE Racing」が参戦する「スーパーフォーミュラ」と「スーパーGT」をサポートします。
「スーパーフォーミュラ」については、冠スポンサーとして「docomo business ROOKIE」のチーム名で活動します。
<docomo business ROOKIE>
- ドライバー:大嶋 和也(Kazuya Oshima)
- 車両 :docomo business ROOKIE SF19
(2)テクノロジーパートナー
「ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook」をフィールドに、以下の実証実験を実施します。
- 全車両に取り付けたGPSの移動距離から速度を監視し、FCY※1での速度制限違反など、レースレギュレーションを守っていない車両の特定などに活用
- 4K360度カメラによる映像通信とVRを活用し、より臨場感のあるレース観戦を実現
3.今後の展開について
これらの取り組みを通じてNTT Comは、「ROOKIE Racing」をサポートするとともに、実証実験データや蓄積したノウハウを通じて、モビリティ分野をはじめとするさまざまなお客さまのビジネスに寄与する技術開発やソリューション提供に取り組んでいきます。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X®」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
※1: FCY(フルコースイエロー)は、トラブルにより車両がコース上に止まっているなど、レース中の安全確保が必要な場合に、レース運営者が発令する指示です。発令中は、速度制限などのルールが適用されます。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ先
2022-R013