スマートフォンは貴重品なのに失くしやすい

スマートフォン（スマホ）は、今やパソコンと並び、仕事に欠かせないツールのひとつです。通話はもちろん、メールやチャットなどの日々の業務連絡はもちろん、Web会議への参加や社内資料の閲覧などにも利用可能です。

もちろん上記の機能はノートパソコンでも利用できますが、スマートフォンは端末が手のひらサイズで、非常に持ち運びやすいという特徴があります。ビジネスパーソンの中には、ノートパソコンは持ち運ばずに、スマ―トフォンだけ携帯して外回りの仕事をしている人もいるかもしれません。

このようにスマートフォンが高機能で便利に進化し、ビジネスシーンにも持ち歩く機会が増えた今、逆に端末を紛失しやすいというリスクも高まります。うっかりどこかに置き忘れ、慌てた経験は誰しもあるでしょう。

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、「破損・紛失した際に最も困るもの」としてスマートフォンを挙げた割合が10～60代で1位であり、しかも若年層になるほどその割合が高い結果となりました。スマートフォンはもはや、人類の必需品になったといえるかもしれません。

スマートフォンの紛失は「情報漏えい」である

スマートフォンの紛失は、単に端末が使えないから不便ということではありません。ビジネスシーンにおいては、むしろ「情報漏えい」のリスクが高まることの方が重要です。

前述の通り、スマートフォンでは通話履歴やメール、チャットといった機能が利用可能です。こうした機能を、スマートフォンを拾った悪意のある第三者が利用し、顧客や従業員、取引相手の個人情報や、業務上の機密情報が盗まれるなどの情報漏洩が発生する可能性も十分に考えられます。たとえ端末が発見されたとしても、その間に何者かに端末が操作されたか否かを証明することはできません。

企業は個人情報保護法に基づき、従業員や顧客などの個人情報が流出しないための対策が必要になります。もちろん、業務で使用するスマートフォンについても、紛失時に情報が流出しないよう、事前の準備が求められます。

スマートフォンの紛失に欠かせない対策とは

スマートフォンの紛失対策として、最もポピュラーなものが「遠隔ロック（リモートロック）」です。これは、紛失したスマートフォンを、遠隔でロック状態（操作できない状態）に切り替えることで、悪意のある第三者による情報の使用を防止する機能です。

遠隔ロックには、端末の初期化機能（リモートワイプ）を備えたものもあります。遠隔ロックと同様、紛失したスマートフォンを遠隔操作で初期化するものです。端末に情報が残っていないため、悪用される恐れもありません。

さらに、スマートフォンのGPS機能を利用した、位置情報検索が利用できるものもあります。端末の所在位置が一目瞭然でわかるため、どこに置き忘れたのか思い出せない時も安心です。

スマートフォンが当たり前となった今、
紛失対策も当たり前に

これらのセキュリティ対策の機能を備えたサービスが存在します。それが、ドコモビジネスの「ビジネスマホパック®」です。紛失時のための機能として、遠隔操作による位置情報検索、ロック、初期化が可能です（※）。携帯電話回線の一時的な利用中断にも対応しています。

加えて、端末の紛失時には、交換用の端末の提供にも対応しています。紛失時以外にも、端末の故障時にも利用可能（※）です。

スマートフォンを仕事に使うのが当たり前になった現在、企業にはスマートフォン紛失のリスクに備えたセキュリティ対策が必要となっています。いざという時に焦らないよう、紛失のリスク回避につながるビジネスマホパック®を導入してみてはいかがでしょうか。

※ ビジネスマホパック®の付加機能（ビジネス端末レスキュー）の提供機能は、OSバージョンアップによりご利用いただけなくなる場合がございます。ロック・初期化はおまかせロック・遠隔初期化の仕様に基づき提供いたします。詳細は各機能ページにてご確認ください。

ビジネス端末レスキュー®