株式会社チョイスホテルズジャパン
ビジネスホテルから、充実した施設とサービスの質を誇るハイグレードホテルまで、目的や価格に合わせ、自由に選べる多様なマルチブランドホテルを展開。 東海地方を中心にホテル事業を展開してきた「株式会社グリーンズ」を母体として、世界で5,000件のホテルを持つ米国チョイスホテルズのマスターフランチャイジーとして、全国に22ホテルを展開。(グリーンズグループでは、計47ホテルを経営。)
課題
- コンバータ貸し出しによる有線でのブロードバンドサービスではコンバータの数に不足が出る
- グループホテルで一斉にブロードバンドを整備したいが、導入コストが高い
- 外出先で必要な情報を集めたり、社内のデータへのアクセスがしにくい
効果
- 無線LANのブロードバンドを導入したことで、コンバータが必要なくなった
- 全部屋にLANケーブルを引きまわさなくても良いことから低コストで実現できた
- 各拠点間を結ぶ社内用VPNの構築で効率的に情報共有ができるようになった
株式会社チョイスホテルズジャパン
常務取締役
村木 雄哉 氏
予想以上の効果とコスト減、増収におどろき!
顧客獲得や売り上げアップにインターネットフル活用!
課題
宿泊客のニーズに対応することが、顧客獲得のカギ!
お客さまの多様で常に変化するニーズにお応えするチョイスホテルズでは、客室からのインターネット接続の要望の高まりを感じ、2000年頃からダイヤルアップによるサービスを提供。
また、2002年の夏頃からはブロードバンドニーズに対応するため、コンバータ貸し出しによる有線でのブロードバンドインターネットサービスに切り替えた。
このサービスは、貸出用コンバータの予約がいっぱいになるほど大変好評であったが、コンバータの数が不足して使用できないお客さまが出るなど、不満や苦情につながることもあった。
また、導入コスト、ランニングコストが高いために全国に展開するグリーンズグループ47ホテルへのブロードバンドの導入には踏み切れないでいた。ブロードバンドなインターネットサービスを導入するからにはすべてのホテルで一斉に整備したいと考えていたため、導入コストは大きな問題であった。
また、経営者として出張も多く、外出先で必要な情報を集めたり、社内のデータへアクセスすることが課題であったという村木雄哉常務取締役は、インターネットの重要性を実感していた。
ビジネスホテルに宿泊するビジネスマンに求められているのは、客室はもちろん、会議室やロビーなどのホテル内ならどこにいても無料でインターネットに接続できる環境であると考えていた。
そこで、2003年、コンフォートホテル広島(客室数282)の開業に合わせて無線LANのブロードバンドインターネットを試験的に導入。有線接続では、コンバータが不足したり、接続方法の説明などのお客さま対応に苦労したが、それが一気に解消された。
導入コストも、全部屋にLANケーブルを引きまわさなくても良いことから低コストで実現できた。
村木氏は、「当時、無線LAN はあまり普及していませんでしたが、ノートパソコンに無線LANが標準装備され始めたのをキッカケに導入を決めました。導入前と、導入した後を比較して考えると、チョイスホテルズの新しいサービス展開の武器として使えると思いました。いまでは、インターネットが使える環境というのが当たり前になっていて、電話と同じくらい定着したものと思います。特に、出張などでホテルを利用されるビジネスマンにとっては必須条件ですね。」と語る。
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対策
条件を兼ね備えたNTTコミュニケーションズのOCN
当初、実験段階において、他社のインターネットサービスやCATVインターネットなども検討したが、導入コスト、ランニングコストの高さもネックなこと、また全国どこでも同じレベルのサービスが提供できないことがネックとなり、導入を見送った。
全国のホテルに一斉に導入するためには、どこでもサービスの提供が受けられること、また全国で均一のサポートを受けることができることが必要であり、これらの条件を兼ね備えたNTTコミュニケーションズのOCNの導入を決定した。
回線は「Bフレッツ」や「フレッツ・ADSL」といった低コストなブロードバンド回線を利用。
お客さまの利用が集中して回線が混雑するということもなく、安定してインターネットを利用してもらえる環境が構築できたという。
「何がお客さまの満足度を高めるかを考え、そのひとつとしてブロードバンドでの無線LANサービスを全国のホテルに導入しました。高速インターネットは顧客獲得の鍵になります。ビジネスホテル業界は競争が厳しいですから、開業当初から高い稼働率を維持するためにも、高速インターネットを導入しておくことが重要ですね。
また、2004年の9月には、チョイスホテルズインターナショナル※1から、2005年3月末までに1M以上の回線を、全世界のホテルで無料で提供できるようにと通達がありましたが、我々チョイスホテルズジャパンではその時点で100%無線LANを完備していましたので、私たちの対応の方が随分早かったわけです。」と、村木氏は、自信をのぞかせた。
※1チョイスホテルズインターナショナルは、アメリカに本拠を置くホテルチェーンで、64年の歴史があります。世界40カ国に5,200軒以上、43万室(2002年1月現在。開発中も含む)、数の上では世界第2位のホテルフランチャイズチェーンです。
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効果
予想以上の効果とコスト減、増収におどろき
当初、実験段階において、他社のインターネットサービスやCATVインターネットなども検討したが、導入コスト、ランニングコストの高さもネックなこと、また全国どこでも同じレベルのサービスが提供できないことがネックとなり、導入を見送った。
やすらぎとゆとりが約束されたホテルを目指して
全国のホテルに一斉に導入するためには、どこでもサービスの提供が受けられること、また全国で均一のサポートを受けることができることが必要であり、これらの条件を兼ね備えたNTTコミュニケーションズのOCNの導入を決定した。
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