Vポータルダイレクト
クレジットカード決済
自動受付ダイヤル
株式会社ジャックス 様
誰もが使える電話で、安心・簡単な
クラウド型クレジットカード決済システムを実現
電話で完結できるクラウド型クレジットカード決済システムを構築・汎用化
J-webPayment(IVR)システム概要
電話決済サービスをリリース
株式会社ジャックスでは、同社で提供中のクラウド型EC決済代行サービスJ-webPayment(R)とSaaS(クラウド)型音声自動応答(IVR)サービス Vポータルダイレクトをパッケージ化した『J-webPayment(IVR)』をリリースした。Vポータルダイレクトの電話番号に電話をかけ、販売担当者が組織ID、担当者ID、商品IDを入力。さらにカード利用者本人にクレジットカード番号、有効期限を自身で入力してもらうという仕組みだ。
誰もが使える電話(音声自動応答)を選んだ背景
電話を選んだ理由は、安全な環境で誰でも簡単にクレジットカード決済できるようにということからだった。通常、クレジットカードの決済処理は専用端末を用いるか、インターネットを用いるのが一般的だ。まず、スマートフォンのWebブラウザーを使った方法を考案したが、スマートフォンでは利用できる層が限られており、利用にも事前説明が必要という問題があった。そこで、カード利用者への事前説明不要で、安全で簡単に決済ができる仕組みを考えたときに、宅配便の再配達自動受付などで利用されている音声自動応答が使えないかとひらめいたという。カード情報以外に販売担当者IDの登録有無をデータベース照会でき、合わせて認証も行えるため、安全性も確保できる。現在は小売業A社、製造販売業B社にて実運用されており、今後はコールセンターで受注している通信販売事業者や、物販事業者向けに水平展開を図る見込みだそうだ。今後の展開に注目したい。
クラウドIVR(音声自動応答)サービスVポータルダイレクト導入前の課題
- 安心・安全な環境で誰でも利用できるデバイスを使ったシステムを求めていた。
- 設備購入型ではなく、コストを月額費用として平準化するためSaaS(クラウド)型サービスである必要があった。
クラウドIVR(音声自動応答)サービスVポータルダイレクト導入のポイント
- カード利用者へ事前の操作説明をしなくても、ガイダンスに従えばクレジットカードの決済処理が簡単に行えること。
- 音声自動応答サービスは、一番リスクの高いカード情報については第三者に伝えることなく、カード利用者自身が責任をもって番号入力し決済処理ができること。
- クレジットカード決済は信頼がベースであり、「安全」「信頼」が音声自動応答サービス選定の重要なポイントだった。
クラウドIVR(音声自動応答)サービスVポータルダイレクト導入の効果
- 誰もが使える電話ということもあり、操作方法が分からないなどの問い合わせがないため、余計な稼動がかっていない。
- 販売担当者IDの登録有無をデータベース照会でき、そこで利用者の認証も合わせて行えるため安全性が高い。
- クラウドでありながらカスタマイズでき、水平展開に向けて基盤となるシステム作りができた。