Amazon Connectは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供しているコンタクトセンター向けのクラウドプラットフォームです。コンタクトセンター運営に必要なIVR (Interactive Voice Response)やCTI(Computer Telephony Integration)といった機能を兼ね備えながらも、クラウドに対応しているのが大きな特長です。IVRやCTIについてはあとでより詳しく紹介します。
Amazon Connectはクラウド型なので、PBXなどの機器に加え、回線までクラウド提供しているのが特徴です。そのため、コンタクトセンターシステムを比較的低コストかつ短期間で構築できるケースもあります。また、豊富な機能や他社のシステムとの連携、拡張性に優れているといった特徴があり、顧客満足度の高いコンタクトセンター運用が可能です。
株式会社スヴェンソンからのコメント
CTIを導入して4年ほど経ち、定量的なデータの蓄積とそれらを用いての分析、そこからのパフォーマンスが優秀なスタッフに優先的に電話対応をしてもらうフローで、パフォーマンスの最大化を図ってきました。
しかし、そこには3つの課題があり、1つはデータ集計が手作業であること、もう1つは定量分析だけでなく、定性分析を開始することを前提とした構成にしていくこと、そして、これら2つを実現した上で、現在のUI/UXをなるべく変えないということでした。
先に上げた2点は、Amazon Connectにリプレイスすることによって解決を目指します。データの流動性が良化し、集計の自動化が達成される見込みが立ちました。また定性分析に関しては、同じAWSサービスを組み合わせることによる独自ツールを開発していましたので、そこに対しても親和性が高い構成にすることができました。
また、NTTコミュニケーションズとの取組みにより、音声サービス活用のサポートや、ソフトフォンのUI/UXも既存のものとそん色のない、ユーザーフレンドリーな「Your Connect」を提供されていることが導入の決め手となりました。
Amazon Connectおよび、Your Connectを使用して、より素晴らしいCXをお届けできるよう努めてまいります。