Bizストレージ ファイルシェア:導入事例
自動車製造業 B社
取材当時の内容を掲載しているため、旧サービス名称「ShareStage ASPサービス」で表記しています。
ShareStage ASPサービスで「データは手渡し」文化とさよなら
複数企業間もGroupeDiskなら一発共有
課題
- 社内外のメンバーと大量データを迅速に共有したい
- 守秘性の高い開発データを安心して送受信したい
- 信頼の企業が提供するASPサービスを使いたい
対策
利用方法
- 社内と複数の関連会社間で大容量データ共有
- 関連会社同士での大容量データ共有
効果
- データ共有にかかる手間が激減
- 関連会社間の工数調整や作業効率が向上
自動車用部品製造大手のB社は、世界で唯一といわれる同社主力商品の製造を軸に、常に業界をリードしてきた。大正期創業の歴史と実績にあぐらをかくことなく、日々技術革新にも余念がない。社内および関連企業の厚みある技術力と経験、先進テクノロジーを結集し、新しい製品を生み出し続ける同社開発部門で、ShareStage ASPサービスは大変役立っているそうだ。その導入メリットや、シンプルかつ効率的な利用方法を聞いた。
平均100MBのデータもオンライン上で素早く共有
国内外にお客さまを持つB社の開発部門は、昔から、関連会社との連携でお客さまの多様な要求に応えてきた。こうした事情もあり、日々、当たり前に関連会社とのデータ受け渡しが発生している。しかも取り扱うCADデータは、そのどれもが100MB前後の大容量。社内他部署で利用している従量課金制のオンラインストレージサービスも、コストがかかりすぎて使いにくいため、必要なときは関連会社社員に取りに来てもらうことが長年の既定であった。当時の様子を、技術本部のM氏は回想する。
「市内や周辺地域だけならまだしも、中には移動だけで半日がかりの場所もあり、慣れているとはいえ、やはり先方にとって負担ではなかったかと思います。データの受け渡し一つとってみても、移動の時間や、運賃などといったコストが積み重なれば、当社にも見えない形でお金にかかってくるわけです。こうした双方のムダを回避し、しかも安心してデータの送受信ができるサービスが必要だったんです。」
ShareStageASPサービスを導入する前の短期間、同社では別会社のサービスを利用していたそうだ。しかし、利用していたサービスが終了することとなり、移行先として指定されたのが、ShareStageASPサービスであった。M氏は言う。「移行に特別な作業が発生しないのと、利用中のサービスと比べてもより簡単便利で高機能。価格も安い。即決しました。NTTコミュニケーションズの提供なら、“ある日突然サービス終了”などということもないだろうと、信頼もありましたしね。」
GroupDiskのメンバー間ではフレキシブルな使い方が可能
現在はShareStageASPサービスを使い、関連7社間で頻繁にデータ共有を行っているというB社。特に便利に感じるのは、IDを付与した相手がすぐに利用可能なGroupDisk機能だ。「当社の利用方法は、いたってシンプルです。基本的には、1社につき情報管理責任者1名分のみIDを付与。IDのないメンバーとデータを共有したいときには、まず管理者がダウンロードして、本人へまわすようにしています」と、M氏。
さらにM氏は続ける。「我々の仕事は、関連会社も含めた大きなチームで動いています。ときには、当社を通すことなく関連会社同士で作業内容やボリュームの調整をする場合もある。そのようなケースにも、誰かが責任をもって情報管理し、それを各自に割り振ることでデータの“見た、見てない”の手違いをなくせるんですね。」
B社では、指定された相手がデータのダウンロードを終えたら、その本人が必ずDisk内のデータを削除することをルール化している。これにより、限りあるデータ保存スペースを有効活用できるし、更新情報の確認も容易になる。無論セキュリティ面でも大きな安心につながっている。
ShareStage ASPサービス導入で業務の幅が広がった
M氏は言う。「開発中の設計図ですから、当然守秘性は高い。ShareStageASPサービスの、高いセキュリティ機能に加え、当社を挟んだ“From”“To”だけの単純なやり取りと、少ないID数とはいえ、関係者全員が見られるデータをいつまでも保存スペースに残しておくわけにもいきませんからね」。このように、あえて情報の出入口を狭くすることで、その中ではかなり自由度の高い使い方ができているそうだ。
ShareStageASPサービスを使い始めてから、業務の幅が確実に広がったことも、嬉しい驚きだった。なにしろこれまでは、県内でも少し離れたエリアの会社だと、よほど急ぎでない限りデータの受け渡しだけで呼び出すのには、気を遣っていた。しかし現在では、必要とあれば県外へも気軽に仕事を依頼できるし、複数の県をまたいだ関連会社同士のやり取りも日常になった。「ShareStageASPサービスで当社が便利なったのはもちろんですが、その恩恵を実感しているのは、むしろ外部メンバーかもしれませんね」と、顔をほころばせるM氏である。
現在は開発部門限定の利用だが、実際にまだデータを手渡ししている部署もあり、ShareStageASPサービスには注目しているという。M氏は、いくつかの社内条件をクリアすれば将来的にはさらに導入するところも増えるのではないか、と実感を込めて話を結んだ。
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