Bizストレージ ファイルシェア:導入事例
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
取材当時の内容を掲載しているため、旧サービス名称「ShareStage ASPサービス」で表記しています。
ネットワーク本部
ネットワーク第2設計部
ユニットリーダ
鈴木 雅之 氏
大容量データを共有し、効率的なプロジェクト管理で競争力を強化
課題
- プロジェクトのメンバー(社内、社外)との大容量ファイルの共有。
- いつでも迅速に必要な情報を送受信できる環境の構築。
対策
決め手
- プロジェクト毎の社外パートナーとの迅速は情報共有。
- 自宅、出張先からも自由なアクセスを実現。
効果
社内外のメンバーと自由自在に大容量データをグループ共有。
「DIGITAL & GLOBALのパイオニア」として先駆的な事業を多角的に展開する日立ソフトの中で、いま注目を集めるJavaを活用したWebサイト構築サービスで高い評価を得ているのがネットワーク本部ネットワーク第2設計部です。同設計部では2002年12月に、ECショッピング、企業内イントラなどのWebサイト構築のための情報共有ツールとしてオンラインストレージShareStage ASPサービスを導入。その活用の実態をユニットリーダの鈴木雅之氏に語っていただきました。
お客さまや取引企業との間にあった情報共有のカベ
今回、ネットワーク第2設計部の鈴木氏のユニットでオンラインストレージShareStage ASPサービスを導入した背景には、ソフト業界共通ともいうべき課題があった。
「我々の仕事では休日はあるようでないというのが常識です。土・日曜に業務を行っているお客さまや自宅や出張先にいるプロジェクトのメンバーとも情報のやり取りをする必要が生じることが頻繁にあり、その方法としては従来はメールだけでした。しかもモバイルなどで社内イントラにアクセスできるのは限定メンバーだけだったので、非常に急いでいる案件なのに関係者全員に連絡できるのは週明けの月曜日になってしまうという悩みを抱えていました」また、メールで送れるデータにも容量の限界があった。
「やり取りしたいデータは、ソフト開発上のさまざまな課題情報を社内メンバーやお客さま、外部Webデザイン制作会社の間で共有するもので、Word、Excel、PowerPointといったページファイルが中心です。プロジェクトの初期の段階から少しずつ情報量が増加し、最終段階では大容量のファイルになり、圧縮してもメール送信できないケースもよくありました。またデザイン会社に設置したFTPサーバーも使い勝手とコスト面で懸案となっていました」
この悩みをブロードバンドを活用したShareStage ASPサービスが解決した。
社内外のメンバーと大容量データをグループ共有
社内外のメンバーと大容量データをグループ共有「ShareStage ASPサービスを導入して約2か月半、我々とお客さまと関連会社でグループを構成し、その間で自由自在に大容量ファイルを共有できるようになりました。私が管理者となり、プロジェクトごとに3グループに分け、全体で50数名のユーザーを登録しています」
実際、導入して間もないものの、すでに毎日の業務に大きな変化が現れている。
「現在進行中のプロジェクトはすべて2~3カ月の短納期の案件ですが、毎日頻繁にグループのメンバーがユーザーIDを使ってShareStage ASPサービスにログインし、ファイルを見てダウンロードし、編集を加えてアップロードするという作業を行っています。ストレスがなく快適なスピードで使え、業務が非常に効率化しました。特に休日でも自宅でお客さまとやりとりできるので『結構便利だな』という声がメンバーから挙がっています。デザイン会社の人は夜中にもアクセスしているようです」
管理者を満足させるセキュリティ、詳細な統計情報
インターネット上のサーバーを使って情報共有するとなると当然セキュリティが気になるところだが、鈴木氏は全く問題がないと断言する。「まずSSL通信によるということ、さらに暗号化機能を使えば本当に重要なファイルは暗号化してアップロードできるのでセキュリティは万全です」また鈴木氏は管理機能にも満足している。
「私が特に注目したのは非常に詳細な統計情報が提供されることです。ログインする全ユーザー情報、頻繁にダウンロードされるファイル情報の種別などが詳細に把握できるのには驚きました」今後のビジネス展開を考えるうえで、鈴木氏のオンラインストレージShareStage ASPサービスへの期待は大きい。
「ソフト開発のプロジェクトにおいて私が最も重要視しているのは、関係者全員のコミュニケーションです。その緊密な情報のやり取りに、オンラインストレージShareStage ASPサービスをインターネット上のファイルサーバーとしてさらに効果的に活用したいと考えています」
鈴木氏は、会議を開いて直接話をすることも重要だが、きちんとデータを残してオンラインストレージShareStage ASPサービスで管理することも新しい手法として定着していくかもしれないとも語っている。オンラインストレージShareStage ASPサービスがソフト開発のワークスタイルを変えていく、その先駆の一例がここにある。
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