Bizストレージ ファイルシェア:導入事例
株式会社テクノウェアシンク
顧客ごとに専用フォルダーでセキュアな共有環境を構築。納品品質の向上とスピードアップというメリットも享受。
課題
- イメージエントリーの増加に合わせて、納品データを安全・確実な方法で受け渡したい。
- データの授受にかかる時間と手間を削減したい。
対策
利用方法
- 顧客となる自治体や企業ごとに、専用フォルダーによる継続的な共有環境を構築。
- スポット的な取引には、ShareDiskで柔軟に対応。
- 守秘性の高い社内情報を全国の支社へ一斉送信。
効果
- 納品にかかる時間と配送コストをほぼゼロに大幅削減。
- 高セキュアな環境でのデータのやりとりで顧客との信頼関係が向上。
- 時間と距離の障壁がなくなり、営業エリアの拡大へ大きな弾みに。
過渡期を迎えていたデータの授受方法。
Bizストレージ ファイルシェアを選択した結果、データエントリー業務効率とお客さまの信頼性を大きく向上させることに。
株式会社テクノウェアシンク(以下、TEC社)は、データエントリー業務をはじめ、人材派遣や業務代行など、BPOを専門とする会社として高度な専門サービスを展開している。データエントリー業務では、官公庁や大手企業の機密情報を扱うことが多く、エントリーデータの受け取りや納品時のセキュリティ確保が喫緊の課題だった。そこでファイル共有基盤として選んだのが、Bizストレージ ファイルシェアだ。
機密性の高いスキャニング画像のデータ入力業務増加に伴う、更なるセキュリティ強化に向けて、Bizストレージ ファイルシェアの導入は不可欠だった。
TEC社の親会社である(株)ビジネスブレイン太田昭和は、戦略会計分野を中心とする会計・ICTコンサルタントとして、業務システムの開発受託などを長年にわたって展開してきた。TEC社は、大型汎用機の時代にそのパンチ入力センターとして誕生。そうした経緯から、大手企業をはじめ、地元の東海エリアの自治体などの優良顧客を数多く持つ。
データエントリー業務では、伝票・帳票類や図面などのさまざまなドキュメントのデータ化に対応しており、情報の機密性が極めて高い。従来は文書でエントリーデータを受け取り、成果物をCDやMO、DVDなどのメディアに収録し納品を行っていた。しかし、イメージエントリーと呼ばれるスキャニング画像からのデータ入力が増えたのと同時に、お客さまからのセキュリティ強化の要求が高まり、よりセキュアな環境下でのデータ授受が業界全体で求められていた。
とある大手クライアント企業からの要請もあり、2012年暮れに親会社から紹介されたBizストレージ ファイルシェアの無料トライアルに応募。そこで確かな手応えを得て、2013年1月から本格稼働させた。
クライアントごとに専用フォルダーを用意。
大量のエントリーデータも安全かつ低コストでの授受が可能に!
TEC社では、人材派遣も含めてさまざまなBPOメニューがあるが、Bizストレージ ファイルシェアはデータエントリー業務だけで使用している。顧客ごとに専用の共有フォルダーを設置し担当者のみにIDを付与。TEC社内では5名がIDを持ち、元データの受け取りや成果物の納品を行っている。またスポット的な新規取引の場合は、ShareDiskを活用してデータの授受を行っている。
「継続取引をしてくださるお客さまが多く、イメージエントリーも急増しています。元データ画像はJPEGがほとんどですが、多い場合にはA4換算で10万枚におよぶことも。機密情報を扱う性質上、フォルダーなどの管理は私ひとりでやっています。顧客には自治体も多いのですが、セキュリティ面と使いやすさでとても好評です」と、導入時から専任で管理する運用管理者が語ってくれた。
またBizストレージ ファイルシェアは、価格面でも納得できると運用管理者は言う。「導入時はサポートセンターに手厚いフォローをしてもらいました。ファイルの送受信は簡単ですが、慣れていないと難しい管理者としての細々した設定については、サポートセンターの方にすべて教えていただきました」と、サポートを含めてリーズナブルだと評価してくれた。
Bizストレージ ファイルシェアの導入により距離の障壁が解消。
新たな営業のための大きな武器に。
導入効果は、TEC社にとって計り知れない。配送コストの大幅な削減はもちろん、納品時間の短縮と品質向上は、より信頼性を高める結果になった。
「従来は配送時間を考慮して納期を設定していましたが、Bizストレージ ファイルシェアなら納期前日にこちらの都合でアップロードできます。またデータをメディア納品した場合に、しばしば生じていた読み込みエラーによる手戻りもなくなりました。
その点でもBizストレージ ファイルシェアは大きなアドバンテージがありました」と運用管理者。
さらにBizストレージ ファイルシェアの導入によって、データ授受での時間と距離の障壁が皆無となり、自由に営業エリアを拡げられるようになった。
「東京からの新規業務の受託も距離がネックになることはありません。また、Bizストレージ ファイルシェアのウイルスチェック機能やデータセンターにおけるシステム冗長化や耐災害性、厳重なセキュリティ体制などをお客さまに説明すると皆さん安心してくれるので自信をもって営業できます」と営業責任者。
新しいお客さまにシステム概要を説明する際、Bizストレージ ファイルシェアのパンフレットを用いるとじつに便利だと教えてくれた。顧客と受託側双方の利便性を向上させたBizストレージ ファイルシェアだが、新規営業機会の拡大やデータエントリー業務の飛躍的な信頼性向上にもつながった。
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