2024年12月24日

地域ビジネスの革新に挑む! 
地域創生に向けた取り組みと現場メンバーの思い dbF’24で注目された「地域×業界ソリューション」

ドコモビジネスは、地域のスマート化をめざし、地域住民の利便性向上や産業活性化に向けた業界別ソリューションを展開しています。全国の支社・支店を通じた豊富な導入実績を強みに、地域が抱える社会課題の解決や経済のさらなる活性化のため、地域の皆さまと共に持続可能な地域社会の実現に取り組んでいます。

10月10日・11日に開催されたビジネス向けの展示・講演イベント「docomo business Forum’24(以下、dbF’24)」では、サステナブルな社会や企業経営を支えるDXソリューションが紹介されました。

本記事では、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)ソリューション&マーケティング本部(以下、 SM本)ソリューションコンサルティング部(以下、SC)の地域×業界ソリューションの展示内容をご紹介し、地域創生に向けた取り組みや、現場メンバーの思いをお届けします。

ドコモビジネスが進める地域協創

地域社会は少子高齢化や人口減少、そして産業の空洞化といった課題に直面しており、これらを解決するためには地域の強みを最大限に生かした新しいビジネスモデルの構築が不可欠です。

ドコモビジネスは、地域のスマート化に向けて、業界と地域のビジネスモデル創出に取り組んでいます。ICT技術を活用し、地域特性に合ったソリューションを提供することで、社会課題にアプローチし、持続可能な地域社会を実現する取り組みを進めています。

※資料は2024年11月時点のものになります。PDFはこちら

2日間で約6500人と過去最高の来場者数を記録したdbF’24では、多くの方々に地域協創の取り組みやソリューションの価値についてお伝えし、地域創生の可能性を感じていただくことができました。

dbF'24会場

「地域×業界ソリューション」展示ブース

地域×業界ソリューションが集結!

SCの「地域×業界ソリューション」展示ブースでは、各業界向けのソリューションやデモ動画などを展示しました。さまざまな企業・自治体のお客さまにご来場いただき、ブースは常ににぎわいを見せ、ブース外での説明が行われるほどの大盛況となりました。

一次産業

一次産業の取り組みとして、陸上養殖を担当するチームが最新の取り組みやソリューションについて紹介しました。AI/ICTを活用した陸上養殖によって、新たな地域ブランドの創出と食料安全保障を実現し、地域の水産業活性化や雇用の創出、観光促進など、地域創生に貢献できることをアピールしました。

11日のエバンジェリスト講演にて、株式会社NTTアクア*の山本圭一代表取締役社長(講演実施時はNTT Com SC担当部長)より「水産業起点の地域創生」と題した講演が行われました。スマート水産業の取り組みや、東北復興支援の経験を生かした元気で持続可能なまちづくりについて紹介し、来場者の関心を集めました。

*2024年12月より事業開始した、循環式陸上養殖システムの研究・開発・提供を行うNTT Comの子会社。設立についてのニュースリリースはこちら

陸上養殖ご説明の様子

魚への餌やりの様子を収めた動画展示

医療・病院

医療ツアーの様子

医療機関向けには、病院DXに必要なアプリケーションを提供する「メディカルパックbyドコモビジネス」、iPhoneとApple Watchを活用したウェルネスソリューション「Wellness Aile」、手術映像の記録・編集・症例学習を可能にしたスマートレコーダー「OPeDrive」などのソリューション展示を通じて、業務効率化や先進技術を活用した働き方改革の推進についてご紹介しました。

さらに、他の医療・ヘルスケア関連ブースと連携し、見学も含めた医療ツアーを行い、医療関係者の皆さまにドコモビジネスの最新技術や取り組みを体感いただきました。また、病院変革の第一人者である社会医療法人石川記念会 HITO病院(以下、HITO病院)様の講演では、病院DX推進の具体的な取り組みとその成果についてご紹介いただきました。他の医療機関のお客さまには現場の働き方改革の実例として、新たな可能性を見出していただく機会となりました。

自治体

自治体向けには、住民・事業者・自治体をつなぐ、地域独自のデータ活用プラットフォーム「LGPF(Local Government Platform)」をメインに展示しました。行政からの情報だけでなく、地域の事業者からも情報やクーポンなどが配信される自治体アプリと、アプリから取得したデータを利活用するための可視化ツールであるダッシュボードのデモを用いて、実際の導入事例と共にご紹介しました。多くの自治体職員のお客さまにご来場いただき、地域課題への取り組みに関心を持っていただくことができました。

LGPFご説明の様子

自治体アプリとダッシュボードのデモ展示

地域創生に取り組む各業界メンバーの思い

dbF’24への出展を経て、地域創生に向けて取り組むSCの各業界担当者がそれぞれのビジネスにかける思いや意気込みを語ってくれました。メンバー一人ひとりの思いが新たなビジネスの創出へとつながり、地域の皆さまと共にさらなる発展をめざしていきます。

内藤 宣仁さん(一次産業)

陸上養殖システムの販売・サポート、地域協創支援を通じて、より持続的で、より豊かな町・水産社会を地域の皆さまと共につくりだすことをめざしています。現在は誰にでもできる陸上養殖実現に向けてICTシステムを中心に研究・検証を行っております。

今回、陸上養殖に関連する事業を展開する子会社設立のリリース発表に合わせ出展し、多くの方々に関心を示していただきました。今後、陸上養殖ビジネスを推進し、陸上養殖を起点に地域協創ビジネス分野への橋渡し役としても会社へ貢献できるよう努めていきたいと思います。

髙森 啓太郎さん(医療)

医療チームではツアー、講演、ブース出展を連動させたPRにチャレンジしました! dbF史上初⁉となる業界特化型のツアーでは、医療やヘルスケアに関連するブースにご協力いただき、数十人の医療関係者さまをご案内しました。

講演では病院変革の第一人者であるHITO病院様に登壇いただき、ブースでは5G&IoTサービス部と共に医師の働き方改革を中心とした商材紹介を行いました。医療DXを進めることで、日本の医療課題の解決に貢献できるよう頑張っていきたいと思います‼

林 京汰さん(自治体)

私が所属しているチームは、LGPFを通じて住民の日常生活を“心地良く”しながら、行政や地域事業者の“DXのはじめの一歩”を後押しするための活動を推進しています。

dbF’24では、お客さまから「こういった取り組みにチャレンジしたい・活用したい」といったお声を多く頂き、われわれの取り組みが全国の自治体さまにとって、意義のある取り組みであることを再認識しました。これからもデジタル技術やサービスを活用した、地域の“今よりも暮らしやすい未来”を創っていけるよう、一層精進してまいります!

※社員の所属部署などの情報は2024年12月時点のものになります

最後に

今回はdbF’24の模様と共に、ドコモビジネスの一次産業、医療、自治体のDXと地域創生に取り組むメンバーの思いについてお届けしました。

NTT Comオフィシャルサイト内のWebサイト「地域とともに取り組むドコモビジネス」では、地域ごと・カテゴリごとにドコモビジネスのさまざまな取り組みをご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

今後も地域の皆さまと共に、地域の活性化に向けた取り組みを進めてまいります!

小島社長(後列左から4番目)と「地域×業界ソリューション」展示ブースメンバー



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社員メッセンジャー

NTTコミュニケーションズソリューション&マーケティング本部 ソリューションコンサルティング部 地域協創推進部門

中川 あやめ

SC地域協創推進部門第4グループにてSCの社内外プロモーションを担当しています。引き続きドコモビジネスにおける地域・業界の取り組みを発信してまいります!

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