SAP HANA


SAPシステム(SAP HANA含む)向けにパッケージ化したクラウド基盤をご紹介します。

サービス概要

SAPシステム向けにパッケージ化された高信頼のクラウド基盤

SAP ERP 6.0をご利用されている企業は、2027年予定の保守終了対応とビジネス発展の観点からSAP S/4 HANA、SAP HANAの導入検討が重要となり、SAP S/4 HANA、SAP HANAへの移行検討と並行して、基盤から周辺システムの運用までのシステム全体を考慮する必要があります。Enterprise Cloud for ERPは米国のVirtustream社のアーキテクチャーを踏襲・共同開発した、SAPシステム向けクラウドサービスで、お客さまは、SAPシステムの利用用途および可用性設計に応じて、SAP HANA(仮想/物理)を提供し、高信頼のクラウド環境をオンデマンドかつ初期費用を抑えて迅速に構築できます。

画像:SAP HANAへのサーバー移行

特長/メリット

TCOを最大限削減

μVMテクノロジー*1に基づく実消費ベースの従量課金で、リソースへの過剰投資を防止しコストの最適化を実現します。このμVMテクノロジーのリソース最適化により、オンプレミスシステムと比べ、TCOを最大限削減できます。

*1 μVMテクノロジーとは、Virtustream社の特許取得技術でリソース消費量(CPU、メモリ、ストレージI/O、ネットワーク帯域幅)を計測し、課金単位「µVM」に変換します。
画像:μVMによる仮想サーバーの実消費量課金

DR環境の標準搭載、SLA99.999%など高い信頼性

High Availability(以下、HA)構成、および東京・大阪間でのDisaster Recovery(以下、DR)構成を組み込んだ標準メニューを提供し、用途に応じて仮想HANA(最大約6.02.9TB)メニューとお客さま専用の物理HANA(最大6.08.0TB*2)メニューから選択可能です。また、メニューごとに最大で99.999%の高いSLAを設定しています。

*2 6TB以上のサイズについては応相談。

マネージドサービスを組み合わせ基盤運用業務を効率化

SAPシステム向けクラウド基盤に加えて、OS、SAP Basis、SAP HANAのマネージドサービス、システム監視サービスおよびTAMS(Technical Account Manager Services)を提供しています。TAMSでは、ITILに基づくシステムの運用支援、運用状況分析、ならびにベストプラクティスに基づくアドバイスサービスを提供しています。お客さまは、豊富なメニューから最適なマネージドサービスを選択することで基盤運用業務を効率化でき、業務プロセス設計ならびにアプリケーション開発に専念することができます。

画像:SAPシステム向けマネージドサービス

グローバル対応

米州、欧州、豪州のグローバル拠点で提供しており、各拠点において、SAPシステム向けのクラウド環境とマネージドサービスを組み合わせてご利用いただくことができます。お客さまは、新たなエンドユーザ拠点展開や事業拡大時の基盤の設計/運用の設計に係わる稼働削減とビジネススピード向上が可能です。

SAPシステム基盤のオンプレミス比較

SAPシステムをクラウド化する際、基盤の設計や保守運用性の検討、大規模システムを柔軟に構築するなど検討すべき課題は多くあります。本サービスによるオンプレミスと比較したクラウド化のメリットは下記のとおりです。

オンプレミス Enterprise Cloud for ERP
安全性 設計が必要
高いSLA
ディザスターリカバリー対策
(バックアップ組み込み済み)
高いSLA
マネージド
サービス
一括委託
ロックイン
IaaSとBasisを一体運用
柔軟性 固定リソース オンデマンド
仮想/物理SAP HANA 可
費用 初期費用がかかる 実消費量課金

利用シーン

開発環境/検証環境/DR対応の本番環境をワンストップでグローバル展開

SAPシステムはクラウドに集約し、監視運用代行サービスGlobal Management One。

画像:監視運用代行サービスGlobal Management One

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