IoT

運転傾向を可視化(見える化)することで
ドライバーの意識が向上

交通事故を削減するには、当然ながら発生原因をつきとめる必要があります。車両運行管理サービスでドライバーの運転傾向を分析し、安全運転への意識を向上させることは、社員と会社を守ることにつながります。

交通事故を削減するには、当然ながら発生原因をつきとめる必要があります。車両運行管理サービスでドライバーの運転傾向を分析し、安全運転への意識を向上させることは、社員と会社を守ることにつながります。 運転傾向

適用業界・分野

  • 病院リネンサプライ(供給・回収・洗濯)業務、病院運営の周辺業務に関する受託業務、介護・福祉用品レンタル業務
  • 1台以上の商用・社用・業務用・公務用車両を利用し、日本に法人登記のある企業・団体、自治体

    ※車両には普通自動車および小型トラック(車両総重量3.5t以下)、軽自動車が該当

導入用途

  • ドライバーの安全運転強化

効果/目的

  • 導入年「人身事故0達成」(※導入後1年経過時点)
  • ドライバー1人ひとりの安全運転への意識向上
  • 総務部(交通事故対策チーム)の安全運転指導の意欲向上

従来の課題

自社製品の配送車両、営業車両などで、人身事故が増加していた。事故防止の対策を講じたいと考え、ドライブレコーダーを導入したが、思うように事故が減らなかった。

解決手段/導入効果

車両運行管理サービスVehicle Manager®の導入にあたっては、当初、営業現場からの抵抗があった。そこで、導入の目的は監視ではなく、「あくまで社員を守るため、社員の安全を確保するためである」ことを説明し、全拠点への導入を実現した。

ドライバーの安全運転指導において、「ふんわりアクセル」を徹底。ドライバーの運転技術および傾向を点数化・可視化。毎月総務部にてランキングを確認し指導したところ、ドライバーの安全運転意識向上につながった。

運転成績表

車両運行日報

課題を解決した製品

Vehicle Manager®

通信機能・GPS機能内蔵の小型車載器を車両に設置することで運行日報の自動作成や運転傾向分析、車両稼働実績などをWebアプリケーション上で閲覧・管理できます。

詳細はVehicle Manager®をご覧ください

一言ヒント!

運転指導は、車両運行管理サービスなどで取得した運行データなど客観的な指標にもとづいて行うことが重要です。そのような指標が無い場合、感覚的なことでしか指導できず、指導者・ドライバーともに説得感・納得感が得られません。一方、運行データにもとづいて実施できれば、双方に説得感・納得感が得られ、適切かつ効果的な指導となるでしょう。

関連用語

ふんわりアクセル「eスタート」

経済産業省・資源エネルギー庁の「エコドライブ10のすすめ」が提唱する10則のうちの1つ。発進から最初の5秒間で20km/hになるくらいの加速が目安となる。急発進や急加速は、周囲の危険に対応できなかったり、前の車に追突したりする危険性がある。さらにエンジンに負荷がかかり、燃焼温度も上がるため、CO2などの排出量が増加してしまう。穏やかにアクセルを踏みこむことが安全運転につながり、ガスの排出量を低減にもつながる。

エコドライブ10のすすめ

警察庁、経済産業省、国土交通省および環境省で構成するエコドライブ普及連絡会が策定。エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる”運転技術”や”心がけ”。また、交通事故の削減にもつながる。以下の10のすすめの項目は、2020年1月改訂された。

  1. 自分の燃費を把握しよう
  2. ふんわりアクセル「eスタート」
  3. 車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
  4. 減速時は早めにアクセルを離そう
  5. エアコンの使用は適切に
  6. ムダなアイドリングはやめよう
  7. 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
  8. タイヤの空気圧から始める点検・整備
  9. 不要な荷物はおろそう
  10. 走行の妨げとなる駐車はやめよう

関連記事

運行日報を自動的に作成、配送ルート再編により業務を効率化

運行日報作成の自動化により車両運行管理業務を効率化

通信型ドラレコからの切り替えで低コストかつ効果的な車両運行管理を実現

  • 車両運行管理サービス「Vehicle Manager®」の導入事例集

    Vehicle Manager®導入事例をセットにしました。
    お客さまの課題、Vehicle Manager®の導入理由、そして効果についてご紹介します。

    資料をダウンロードする

関連リソース

Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくためには「Adobe Reader」がインストールされている環境が必要となります。

関連サービス

このページのトップへ