用語集

エンドツーエンド

エンドツーエンド(end-to-end)とは「端から端まで」を意味する英語であり、略してE2E(イーツーイー)と呼ばれることもあります。通信・ネットワーク分野においては、通信を行う二者を結ぶ経路全体、もしくはその両端を示します。

コンピュータネットワークの設計思想の一つに「エンドツーエンドの原則」があります。これは、エラー検知など高度な処理はなるべくシステムの末端(エンドシステム)で行い、ネットワーク経路上はなるべく単純な処理のみを行うというものです。新しいアプリケーションやプロトコルをエンドシステムだけで導入できるようにし、ネットワーク内部には最低限の機能だけを持たせるため、システムの拡張性と柔軟性を高めることができます。

インターネットをはじめとするTCP/IPネットワークはこの原則に基づいて構成されており、このおかげで今日のような大規模なインターネットが実現されたと言われています。

また関連する言葉として「エンドツーエンド暗号化(E2EE、end-to-end encryption)」があります。E2EEを用いた通信では、メッセージなどの通信データがすべて暗号化された状態で扱われます。送信者と受信者のみがデータを復号して閲覧できるため、通信の秘匿性が高い暗号化方式です。

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