ZABICOM

あらすじ

各支社のネットワーク監視システムについて悩む桃太郎社長。そこへ伝説の情シス「オニ塚オニ吉」が登場し、自信満々でアイディアを披露します。

前回までの社長桃太郎ー会社説明会にてKompiraによる運用自動化の経緯を解説し、やんやの喝采。時間の都合で途中退場するも無事に新しい社員を迎えることができた。そんなある日。「オニ塚だけど社長いる？」「現在、わが社には合計5万台の端末があり、各支社ごとに異なる監視システムを導入していますが、コストがかかり、運用効率も非常に悪い状況です」「確かZabbixを使っている支社があったと思うがどうなってる？」「ええ、そうなんですが・・・」

「導入当時の担当者がすでにいません！」「バージョンが古いままです！」「新機能に合わせた監視設定もできません！」「そうか…フリーライセンスで使いやすいが　時間が経つといろいろ不便になってくるな」「どれか1つに統一するか、全く新しい監視システムを入れるか…」「社長！オニ塚オニ吉がやってきました！」「オニ塚！？あの破天荒で有名な伝説の情シスが何の用だ！？」「いいタイミングだ。すぐに通してくれ」「やあ皆さん、お待たせしちゃったかな？」「よく来てくれたオニ塚くん」「伝説の情シスが挨拶するために寄ったわけではないだろう？さっそくお手並み拝見といこうじゃないか」「喜んで」

「私からは「Zabbix」をベースに機能を拡張した「ZABICOM」を提案します！まずZabbixをおさらいしよう。オープンソース製品の中で最も選ばれていて、商用の統合監視ソフトと遜色ない機能を持つ。主な監視手段はこの4つで、その他にも標準化された技術によるさまざまな監視に対応し、既存システムとも柔軟に連携できる。大規模監視に対応し、費用はサーバー単位だから監視対象端末が増えてもコストは変わらない。すでに導入している支社は継続をお勧めするね」「それなら全支社にZabbixを導入すればいいのでは？」「いやいや・・・今でも課題があるのに継続するのですか？」「そう…Zabbixの運用はチョット手ごわいんだよね。しかし「ZABICOM」なら！サーバー構築や監視設定など、環境に合わせてNTT Comがチューニングするんだ」

「さらに使い方のアドバイスやバージョンアップなどのサポートもある。つまりZabbixの標準機能で足りないところをフォローしてくれるってこと！」「社長、ZABICOMのオプション機能について私の手元にある情報を発表してもよろしいでしょうか」「いいとも」「ではオプションの一部を紹介します。まずはRackMap。監視対象のホスト設定時に入力した位置情報をもとにラック搭載図を自動生成するため、作成時間を短縮し、トラブル発生個所を物理情報と紐づけられます。次にPortMap。ネットワーク機器のポート使用状況を可視化し、機器の外観図とポート管理表を自動生成します。これにより現地調査を行わずに機器の使用状況を把握できます。他にもアラートをまとめて送信するGather Alertやグラフデータを簡単に出力できるExReportが良さそうです！」

「なるほど・・・ZABICOMの概要と機能はわかったがベンダーとしてNTT Comを選ぶ理由は？」「それはズバリ！圧倒的なノウハウと実績があるからさ！」「NTT ComグループはZabbix社と世界初のプレミアムパートナー契約を締結し、公式認定トレーナーも複数在籍している。ソースコード解析や独自パッチ提供など充実したサポート体制はもちろん、案件固有のツールを開発したり汎用的な拡張機能を自社開発の「パッケージ製品」として提供できる。オリジナル機能と開発力に長けているのさ！」「実際に導入した企業ではどんな変化があったんだ？」「いい質問だ！A社では自分たちでZabbixサーバーを構築・運用していたが、人出不足で作業が追い付かず、カスタマイズにも限界があった。そこでZABICOMのオプション機能を活用し、稼働と人為ミスを削減できたのさ」